冬になると乾燥が気になりますよね。我が家はどちらかと言うと湿度が高過ぎて結露して困るくらいなのですが、職場は凄く乾燥して辛いんです。
確かにあんまりパワーは無さそうな気がするわね。
確かにパワーは無さそう。でも、部屋全体をカバーするような加湿機能がなくても、オフィスの自分の席付近だけでも加湿効果があれば十分ですよね。
というわけで、今日は
ペットボトル加湿器は本当に効果があるの?
というテーマを取り上げてみたいと思います。ペットボトルの加湿器も色んな種類があるので、その種類によっては加湿効果も違ってくるかもしれませんよね。まずはペットボトル加湿器にはどのような種類があるのか、そしてそれぞれの特徴と効果についても調べてみました。
SPONSORED LINK
ペットボトル加湿器の効果を種類別に見てみよう!
ペットボトルで加湿ができるということで、色んな飲み物で試すこともできるようです。とは言うものの、自分ではやりたくないですよね。こちらの動画を見るとそんな風に思ってしまいます。
私はコーヒーの香りが凄く好きなのでコーヒーは賛成ですが、原液ではなく薄めて入れた方が良いと思いますね。職場でこんなことをしていたら叱られそうなのでできませんが。(笑)
では、早速ペットボトル加湿器にはどのような種類の物があるのか見ていきたいと思います。ペットボトル加湿器は大きく分けて、次の2種類の方式があります。
- 超音波式
- スチーム式
一般的には、超音波式とスチーム式の良いところを組み合わせたハイブリッド式の加湿器もあるのですが、ペットボトルが使用できる商品を見つけることができませんでした。
また、電気の要らないペーパー式の加湿器もありますが、ペーパー式の場合は特にペットボトルでなくても良いので、こちらも省きました。ちなみに、ペーパー式の加湿器は100均ショップでも購入できるので、手軽に加湿をしたいという場合には100均ショップで探してみてください。
話を戻しましょう。上記の2種類について、効果という点に着目すると、ペットボトル加湿器の場合は超音波式よりもスチーム式の方が効果のある範囲が少し広いようです。超音波式の方が装置としては小さくて持ち運びも便利そうですが、その分パワーは弱そうなイメージでしょうか。
では、上記の2種類について、それぞれの特徴や効果を詳しく見ていきましょう。
SPONSORED LINK
省エネで選ぶなら超音波式ペットボトル加湿器!
超音波式のペットボトル加湿器は省エネタイプだと思っておけば間違いないでしょう。多くの超音波式の商品は、ペットボトルキャップ部分に小さな部品を取り付けるだけの簡単な装置です。見た目の大きさはペットボトルそのものと言ってもいいでしょう。
超音波式のペットボトル加湿器の主なメリットは次の3点です。
- 小さい
- 省エネ
- 安価
加湿器本体が小さいので、旅行に持って行ったり、出張先で使ったりということもできますね。私も出張が多かった時期には加湿器の置いていないホテルで苦しんだ経験があります。ホテル住まいだとすぐに喉をやられるという印象が強いですね。ですから、そんな時には超音波式のペットボトル加湿器が最適かもしれません。
しかも、省エネということで、パソコンのUSB電源で駆動できる商品も多いようです。オフィスでの作業には最適かもしれません。また、価格についても1,000円台で購入できる商品が多く、見た目も可愛いデザインの物が多いように思います。デスク周りに置いておくとちょっとお洒落に見えますよ!
但し、超音波式の加湿器にはデメリットがあります。それは次の4つ。
- パワーが弱く効果の得られる範囲も狭い
- 冷たいミストを噴出するので、室内温度が下がってしまう
- 水の中のカルキ成分やミネラル成分が家具などに付着する
- 雑菌が繁殖する
省エネなのは良いことなのですが、その分パワーは落ちてしまいます。ですから、広範囲を加湿することは不可能です。いくつかの超音波式の仕様を見てみたところ、0.8畳程度の加湿範囲というものが殆どでした。ですから、加湿器を置いた場所のすぐ近くのみ加湿できると考えた方が良いでしょう。
寝るときに枕元に置くというのも良いかもしれませんね。
しかし、超音波式は加熱せずにそのままの温度のミストを放出することになるので、折角暖房器具で温めた室内の温度低下を招くことになります。
更に、水道水に含まれるカルキ成分やミネラル成分もそのままミストとして放出することになるので、家具などに白い物質が付着する恐れがあります。パソコンなどに付着すると、とても目立つかもしれませんね。
また、超音波式の加湿器では雑菌が繁殖する可能性があります。問題となるのはレジオネラ菌。超音波式の場合は加熱せずに霧状にして室内に噴射するので、ペットボトル内に菌が繁殖していると、そのまま撒き散らすことになります。
レジオネラ菌に関する詳しいことはこちらの記事にまとめました。
では、スチーム式のペットボトル加湿器はどうでしょうか?
清潔な蒸気を求めるならスチーム式ペットボトル加湿器!
ペットボトル加湿器と言うと、主力商品は前述した超音波式の商品やはり小型で安価というのが市場に受け入れられているのでしょう。その点、スチーム式の加湿器はどうでしょうか。
やはり、
- 超音波式よりも大きい
- 価格が少し高い
- 消費電力が大きい
というデメリットが目立ってしまうようです。そして、スチーム式と言うと、やはりペットボトル式よりはもう少し大型のしっかりした加湿器を選択する人が多いのも事実。しかし、スチーム式のペットボトル加湿器にもメリットがあります。
スチーム式ペットボトル加湿器のメリット
- 室内温度が下がらない
- 広い範囲を加湿できる
- 清潔な蒸気による加湿が可能
簡単に言ってしまえば、超音波式加湿器のデメリットを殆どカバーしているという感じですね。スチーム式は水を加熱しているので、室内温度が下がることはありません。折角暖房器具を使って暖かくなった室内を冷やすことはありません。
また、効果のある範囲については、例えば上の写真のペットボトル加湿器は仕様を見てみると下のように書かれています。
- 適用床面積の目安:木造約3畳・プレハブ約6畳
先程紹介したペットボトル式が約0.8畳ということだったので、比較するとかなり広い範囲で効果が期待できるようです。約3倍以上ですね。プレハブなら7倍。しかし、プレハブという表現もちょっと不思議ですが・・・
そして、加熱することで、雑菌の繁殖を防ぐことができます。超音波式のペットボトル加湿器では、レジオネラ菌によって死亡されたというニュースがありました。しかし、スチーム式ではそのような心配をする必要がありません。
まとめ
今日は、ペットボトル加湿器の効果というについて取り上げてみました。ペットボトル加湿器は安くて小さくて、とっても便利!
では、もう一度記事を振り返ってみましょう。
ペットボトル加湿器には、下の2つの方式がありました。
- 超音波式
- スチーム式
超音波式は小さく安価な商品が多く、逆にスチーム式は少し大きく若干値段の高い商品が多いのですが、加湿効果の範囲という点で考えると、スチーム式加湿器に軍配が上がります。
また、その他にもそれぞれに色々なメリット・デメリットがありますので、あなたの使用用途に適したペットボトル加湿器を選んでみてはいかがでしょうか。私のおすすめは断然スチーム式ですが。
どちらにせよ、ペットボトル式なので、手入れも簡単。是非、一人一台、ペットボトル加湿器を利用してみてはどうでしょうか。ちなみに、USB電源のペットボトル加湿器なら、車内でも使用できますね。車内と言えば、逆に結露するイメージしかありませんが。
また、オフィスでの加湿器使用に関してはこちらの記事も参考にしてみてください。
SPONSORED LINK
コメント