最近の学校の授業は進んでいるんですね。びっくりしました。特に中学の技術家庭の教科書を開くと、ネットワークの話なんか教える側も大変だと思いますね。そして、そんな技術家庭に悩める中学2年生の娘が色々と聞いてくるんです。
画像は?
昔、教科書の端の方に落書きをした経験ってありますよね。あんな感じのパラパラ漫画、パソコンを使えば簡単にできそうというのは想像がつくのですが、実際に作ろうと思った時に何をすれば良いのかわからないという人も多いでしょう。
というわけで、今日は
パソコンを使ったパラパラ漫画の作り方で
というテーマを取り上げてみたいと思います。絵さえあれば、パラパラ漫画を作るのは実はとっても簡単。ですから、一番大変なのは、絵を描くことかもしれません。
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パラパラ漫画の作り方はいくつか方法がある?
パラパラ漫画って言っても、テレビで放送されているアニメもパラパラ漫画の延長ですよね。コマ数が多いので凄く滑らかに動いているように見えますが、原理は同じです。
パラパラ漫画と言えば、有名なのが鉄拳さんですね。例えばこちらの動画もパラパラ漫画です。
動きが細かいので、多くの絵を描いておられるのでしょう。では、早速パラパラ漫画の作り方について見ていきましょう。
まず、パソコンで作るパラパラ漫画にはいくつか種類があります。代表的なのが以下の3つ。
- GIFアニメ
- ムービー(動画)
- パワーポイント
「3.パワーポイント」については、使ったことはあるのですが、ソフトを持っていないので説明できません。色々な効果も使えるということで面白いようですが、office自体が高価なソフトなので、もしパラパラ漫画を作る為にパワーポイントを購入しようという方は居られないでしょう。
そういう理由で、上記の2つについてそれぞれ見ていきたいと思います。
説明にあたり、こちらのゴルフスイングのイラストを使うことにします。
こちら、フリー素材のイラストです。本当なら娘が描いた絵を使いたかったのですが、まだ出来上がりそうにないのでこちらで代用します。
では、まずはGIFアニメから。
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GIFアニメの作り方!イマドキはソフト要らず?
まずは先程のイラストから作ったGIFアニメを見てください。
作り方の手順はこちら。
- 画像を準備する
- GIFアニメ作成サイトで画像を選択する
- 画像の切り替え時間を設定する
- 「作成」ボタンを押す
画像は先程の画像を分割します。上のGIFアニメの場合は5つの画像に分割しています。注意すべき点としては、画像の大きさと人物の位置ですね。5枚とも同じサイズにしています。人物の配置もほぼ同じ位置に移動させています。
使用したソフトはWindows標準ソフトの「ペイント」です。今回は簡単な編集しかしないので、ペイントを使いましたが、使い慣れている画像処理ソフトで編集してくださいね。
そして、今回のGIFアニメはこちらのサイトを利用させて頂きました。
使い方はとっても簡単なので、説明の余地も無いくらいです。上記の手順通りです。但し、こちらのサイトで作ったGIFアニメの場合は、画像の切り替え時間を自分で設定することはできますが、それぞれの画像に対して時間を変更することはできません。
細かい時間の設定が必要な場合は、別のサイトを利用するか、自分で準備したソフトを使用する必要があります。GIFアニメ作成ソフトは一時期特許の問題でごたごた時期もあったのですが、今はそういうこともなく使用できます。
例えば、こちらのGiamなどのフリーソフトがおすすめです。
GIFアニメの特徴としては、
- ファイル容量が小さい
- 画像が粗い(256色)
- そのまま動画として使えない
ということでしょう。画像が粗いので、綺麗な絵を見せたい場合などには不向きですし、YouTubeなどで公開したいという時にもそのままのファイル形式ではアップできません。
では、他にパラパラ漫画を作る方法は無いのでしょうか?そうです、ムービーを作れば良いのです。
ムービーメーカーでパラパラ漫画を作ろう!
先程紹介したGIFアニメというのはちょっと特殊ですよね。Web上でホームページやブログまたはSNSなどにアップする分には重宝しますが・・・
なんて言い出した場合、ちょっとそのままでは無理なのです。だったら、最初からムービーとして作ってしまえばいいんです!!
パラパラ漫画を作る為に必要なソフトは動画作成ソフトです。なるべくお金を掛けないということを考慮して、Windows付属のムービーメーカーでパラパラ漫画を作ってみましょう。
使用する機能はスライドショーです。こちらの記事でも紹介していますので、参考にしてみてください。
OSがWindowsなのにムービーメーカーが見当たらないという場合は、『Windows Essentials 2012』をインストールしてください。勿論無料です。
早速パラパラ漫画を作ってみましょう。先程と同じの5枚の画像で作ってみました。
作り方の手順はとっても簡単です。
- 画像を選択する
- 再生時間を設定する
- 動画を保存する
何と!1分も掛からずにパラパラ漫画が完成してしまいました!!勿論、出力形式も一般的な動画ファイルの形式で保存できるので、YouTubeやDVDに保存することも簡単にできます。
更に、タイトルやクレジット表示などを簡単に追加できるのも魅力的ですね。
ちなみに、Windows8以降はWindouw標準でDVDライティングソフトが付属していないので、DVDに書き込みをしたい場合には別途ソフトが必要になります。DVDの書き込みソフトに関してはこちらの記事も参考にしてください。
まとめ
今日はパラパラ漫画のパソコンを使った作り方ということを取り上げてみました。本当に思っていたよりも簡単にできてしまうので、拍子抜けしてしまったのではないかと思っています。
では、もう一度記事を振り返ってみたいと思います。
パソコンでパラパラ漫画を作ろうとした時、代表的主方法として次の3つがあります。
- GIFアニメ
- ムービー(動画)
- パワーポイント
この中でも、GIFアニメは画像さえあれば特別なソフトも要らず、Web上で簡単に作成できます。GIFアニメとして作ったパラパラ漫画は容量も小さく、webサイトなどではとっても重宝しますが、そのままの状態では動画としてYouTubeにアップしたり、DVDに残したりということができません。
そこで、パラパラ漫画をムービーとして作る方法を紹介しました。使用するソフトはムービーメーカーです。Windowsパソコンなら標準で付属しているソフトなので、勿論無料!パラパラアニメを作る場合は、ムービーメーカーのスライドショー機能を使います。
ムービーメーカーでのパラパラ漫画の作り方もとても簡単で、画像を取り込んで再生時間を設定するだけなので、あっという間に完成してしまいます。
あなたに合った方法で作ってみては如何でしょうか?面白いパラパラ漫画ができたら是非見せてくださいね。
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コメント
すいません!どうしても友達とパラパラ漫画を創りたいものです。長い期間を描けて、色なし影なしのテレビアニメ並の滑らかさのアニメーションを創りたいのですがムービーメーカーで可能でしょうか??スペックは動画造りに問題ないとします。1フレーム24枚の5分間の予定です。
抹茶様
コメントありがとうございます。
現在、私のパソコンでムービーメーカーが使用できないので確認ができませんが、調べたところ画像の表示時間の最小単位が0.03秒ということなので、1秒あたり24枚なら可能だと思います。計算上は33枚まで可能ということになります。
実際はどうなのかわかりませんが・・・
ありがとうございます。部活の作品にアニメーションを作ろうと思ったので視野に入れておきます!