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Wi-FiとBluetoothはどんな違いがある?規格と用途の違いを詳しく解説!

モバイルWiFiルーター

Bluetoothって便利だけど、WiFiとどう違うの?同じじゃダメなの?

確かに。そういう通信規格とか種類が多くてよくわからないね。

本当よ!
そう言えば最近は赤外線とか聞かなくなったわね。

やっぱり今だとWiFiとBluetoothが一番便利なんだろうね。

WiFiとBluetoothはどちらも無線で行う通信技術には違いありません。しかし、通信規格や用途などが異なります。

そこで今回は、今更聞けないWiFiとbluetoothの違いについて解説しましょう。

記事内では、最初にWi-FiBluetoothとは何かということについて簡単に解説し、その後に違いについて言及しています。Wi-FiとBluetoothの違いについては、恐らく知らなくても生きていけるような話。しかし、生活する中でどちらも頻繁に耳にするようになってきました。したがって、知っておいても損はないでしょう。

是非、最後まで記事をご覧になり、知り合いに得意気に話してみてください。

WiFiとbluetoothはどちらも無線通信技術


WiFiやBluetoothは米国電気電子学会 (IEEE)が取り決めた通信規格によって行う無線通信技術のことです。つまり、電波を飛ばして通信するというもの。ただし、通信方式が異なります。具体的には、下記のような通信規格です。

  • WiFi:IEEE 802.11a・IEEE 802.11bなど
  • Bluetooth:IEEE 802.15.1
規格が違うと言われても、イマイチわからないわ。

それでは、Wi-FiとBluetoothがどのようなものか解説していきましょう。

Wi-Fiとは?現在はWi-Fi5だが次世代はWi-Fi6!

Wi-Fiルーターを購入すると、「IEEE802.11」の後に色々な文字が書かれているのを見たことがないでしょうか。実は、Wi-Fiの規格はどんどん新しくなり、最大通信速度や周波数が異なります。

現在はWi-Fi5と言われる「IEEE802.11ac」が主流です。そして、次世代と言われるWi-Fi6の規格が「IEEE802.11ax」。わかりやすく表にまとめてみましたので参考にしてください。

Wi-Fi規格
世代 新名称 規格名 最大通信速度 周波数
第6世代
(2019年)
Wi-Fi 6 IEEE 802.11ax 9.6Gbps 2.4GHz帯/5GHz帯
第5世代
(2013年)
Wi-Fi 5 IEEE 802.11ac 6.9Gbps 5GHz帯
第4世代
(2009年)
Wi-Fi 4 IEEE 802.11n 600Mbps 2.4GHz帯/5GHz帯
第3世代
(2003年)
  IEEE 802.11g 54Mbps 2.4GHz帯
第2世代
(1999年)
  IEEE 802.11a
IEEE 802.11b
54Mbps
11Mbps
5GHz帯
2.4GHz帯
第1世代
(1997年)
  IEEE 802.11 2Mbps 2.4GHz帯

Wi-Fiは50~100メートル程度の無線通信を用いてLAN(Local Area Network)に接続することを想定して作られた通信規格です。LANとは家庭や会社などの限られたエリア(ローカルエリア)で、パソコンやスマートフォンなどの機器でデータのやりとりを行うネットワークのことをいいます。

また、最近では無線LANとWi-Fiは同じものを指すというイメージですが、実際は無線LANの中の一つがWi-Fi。したがって、同じものというわけではありませんが、無線LANよりもWi-Fiの方が有名になっている印象です。無線LANとWi-Fiの違いについては、下記の過去記事を参考にしてください。

>> Wifiと無線LAN!違いを小学生でも理解できるように解説!

Wifiと無線LAN!違いを小学生でも理解できるように解説!
息子が新しいゲーム機(WiiU)を購入しました。最近のゲーム機ってWiFi接続しないと遊び方が制限されてしまうんですね。いやいや、お父さんは知らないことだらけなんですけどね。子供って、大人は何でも知ってると思われてるんですね。困ったものです...
それでは、続いてBluetoothについて解説しましょう。

Bluetoothとは?近距離の1対1で行う無線通信!


Bluetooth®(ブルートゥース)もWi-Fiと同じく電波を飛ばして通信を行う無線通信規格のひとつ。前述した通り、通信規格は「IEEE 802.15.1」です。下記の画像のマークが付いていれば、Bluetoothの対応製品ということになります。

Bluetoothの最大の特徴は、2つの機器をペアリングという方法で繋ぐというものです。つまり、2つ1組で使うというものになります。Wi-Fiの場合は「1対多」での通信ですが、Bluetoothは「1対1」での通信。

電波の届く距離については、数メートルから10メートル程度の比較的近い距離を想定して作られた規格ということになります。したがって、近くで使う2つの機器を無線通信で接続して使用する場合には重宝される通信技術です。

Bluetoothの通信速度は最大でも24Mbpsとなり、比較的遅いと言えるでしょう。

では、具体的なWi-FiとBluetoothの違いについて見ていきましょう。

Wi-FiとBluetoothの違い!5つの観点から詳しく解説!


W-FiとBluetoothは無線通信という点では非常に似ているという印象です。しかし、実際は異なる部分が多く、接続できる機器も異なります。主な相違点としては、次の5項目。

  • 通信速度
  • 通信距離
  • 消費電力
  • 通信周波数
  • 利便性

それでは、もう少し詳しく解説していきましょう。

通信速度は圧倒的にWi-Fiの方が速い!

まずはWi-FiとBluetoothの通信速度の違いについて見ていきましょう。通信において通信速度は非常に重要です。Wi-FiとBluetoothの最大速度を下の表に記載したので参考にしてください。

Wi-FiとBluetoothの通信速度
通信方式 最大通信速度
Wi-Fi 6 9.6Gbps
Wi-Fi 5 6.9Gbps
Bluetooth 24Mbps

Wi-Fiは大量のデータを送受信しなければならないので、通信速度が速いというのが絶対条件です。一方、Bluetoothの場合は1対1での通信となるので、遅延を感じない程度の速さがあれば十分です。Bluetoothの24MHzという速度はWi-Fiでは第2世代程度の通信速度。つまり、20年以上前と同程度ということになります。

では、通信距離についてはどうでしょうか。

通信距離の違い!BluetoothよりもWi-Fiの方が遠距離通信に向いている!

前述した通り、それぞれの通信規格については下記のような通信距離が想定されています。

  • Wi-Fi:50~100メートル程度
  • Bluetooth:数メートル~10メートル程度

思い出してください、Wi-Fiルーターはどこに設置してあるのかわからない状態でも安定して接続することができるのではないでしょうか。一方、Bluetoothはどうでしょう。機器の近くでなければ通信が途切れてしまったという経験があるかもしれません。

以前、Bluetoothのスピーカーを使ってどこまで繋がるかやってみたら、5メートルくらいだった気がするわ。

Bluetoothで接続する機器はスピーカー、イヤホン、キーボード、マウスなどの近距離で使用するものばかり。つまり、Wi-Fiとは真逆の考え方となります。そして、通信距離の違いを考えると、消費電力の違いもわかりやすいのではないでしょうか。

消費電力の違い!Bluetoothの方がWi-Fiよりも省電力だった!

Wi-FiとBluetoothの消費電力は以下のようになっています。

  • Wi-Fi:消費電力が大きい
  • Bluetooth:消費電力が少ない

具体的な数値データというのは示すことができないのですが、Bluetoothの待機中の消費電力は10μA以下。つまり、待機中はほとんど電力を消費しないことになります。使用中に関しても、前述した通り電波強度が低いので大きな電力を必要としません。

したがって、Bluetoothで使用する機器は充電や乾電池での使用でも長時間利用できるということになります。スマホでバッテリーを長持ちさせるためにBluetoothは切るようにしている方も多いかもしれませんが、Bluetoothはそれ程電力を消費しないので効果は薄いと言えるでしょう。

それでは、利便性の違いという点はどうでしょうか。

利便性に見るWi-FiとBluetoothの違い!使える機器が違う!

Wi-FiとBluetoothは利便性という点が違います。よって、それぞれの用途はまったく異なると言っても良いでしょう。前述した通り、Wi-Fiは「1対多」での通信に対してBluetoothは「1対1」の通信です。また、通信距離はWi-Fiは比較的遠距離でも通信が可能ですが、Bluetoothは最大でも10メートル程度となっています。

それを踏まえて、改めて考えてみるとWi-FiとBluetoothの利用機器は次のようになります。

  • Wi-Fi:社内ネットワーク
  • Bluetooth:1つの機器を近距離にあるもう1つの対応機器に接続する

具体的な商品の例を挙げてみましょう。

Wi-FiとBluetoothの接続機器
  Wi-Fi Bluetooth
利用機器 パソコン
スマートフォン
プリンタ
カメラ
家電
スマートフォン
ヘッドフォン
キーボード
マウス
カーナビ

最近ではパソコンやスマートフォン・タブレットなどには最初からWi-FiとBluetoothのどちらの通信機能も備わっています。したがって、使用する機器によっては、どちらの方法でも通信が可能という場合もあるでしょう。

また、多くの電子機器を同時に使用する場合にはWi-FiとBluetoothが混在することもあります。そんな時に、接続が途切れる場合もあるので、使用時には注意が必要です。

注意点なんてあるの?

Wi-FiとBluetoothを利用する場合の注意点


Wi-Fi・Bluetooth共に電波を飛ばして通信するという方法です。しかし、それぞれが別々の規格となっているので、Wi-FiとBluetoothを同時に使用することも可能です。ただし、Wi-FiとBluetoothを同時に使用する時には注意点があるので、それだけ知っておいてください。

Wi-Fiの電波は2.4GHz帯5GHz帯の2種類が存在します。その中でも2.4GHz帯の電波を使用する場合にはBluetoothの電波と干渉する可能性があるので注意が必要です。実はBluetoothの電波も2.4GHz帯を使用しています。

したがって、同時に通信を行うと、電波がお互いに干渉して通信が不安定になるかもしれません。ただし、前述したようにWi-Fiの方が電波強度が強いので、ケンカをしたら負けるのはBluetoothの方です。また、2.4GHz帯はリモコン類や電子レンジなどとも干渉するので、その点についても注意してください。

Wi-Fiスポットの中でBluetoothのイヤホンを使用していると、音が途切れるという経験をされたことはないでしょうか?実はこの現象はBluetoothの電波がケンカに負けてしまっているという状態。

この場合の対処方法としては、下記のようになります。

  • Bluetoothの通信機器同士を近付ける
  • 接続機器を再起動する
  • Wi-Fiの電波を5GHz帯にする

是非試してみてください。

2.4GHzと5GHzの違いについては別記事にて詳しく解説しています。詳細は下記リンクを参考にしてください。
>> WiFiの2.4GHzと5GHzの違い!メリット・デメリットも解説!

WiFiの2.4GHzと5GHzの違い!メリット・デメリットも解説!
Wi-Fiは2.4GHzと5GHzの2種類の周波数帯があります。2.4GHzの周波数帯の電波は遠くまで飛ぶというメリットがありますが、電波が干渉する可能性があります。逆に5GHzので電波は遠くまで飛ばない代わりに、電波が干渉することは少なくなります。記事内ではメリット・デメリットについて更に詳しく解説しています。

Wi-FiとBluetoothの違いを認識して快適に使用しよう!

今回はWi-FiとBluetoothの違いについて詳しく解説しました。大きな違いとしては、下記の5点です。

  • 通信速度
  • 通信距離
  • 消費電力
  • 通信周波数
  • 利便性

Wi-FiとBluetoothではそれぞれの電波の特徴に違いがあるので、使用する機器も異なります。ただし、Wi-Fiの2.4GHz帯の電波とBluetoothは干渉する可能性があるので、その点だけ注意してください。

また、Wi-FiとBluetoothを利用することで、パソコンなどをテザリングという方法でインターネットに接続することができます。テザリング時の違いについては、別記事にて詳しく書きました。是非下記リンク記事をを参考にしてください。
>> テザリングとWi-Fiの違い!手軽にネット接続可能も注意が必要!

テザリングとWi-Fiの違い!手軽にネット接続可能も注意が必要!
本記事ではテザリングとWi-Fiについて詳しく記載しました。Wi-Fiの繋がらない場所でノートパソコンなどをインターネットに接続したいときにはテザリングが便利です。テザリングはスマートフォンさえあれば簡単に利用できますが、デメリットが多いので注意が必要です。
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