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電話のアナログ回線とデジタル回線!違いは何?我が家はどっち?

   

少し前のことですが、
『2025年を目途にアナログ回線の固定電話を廃止する』
というニュースがありました。それを見た妻から質問攻めに合うことに・・・

うちってアナログ回線なん?廃止されるん?

いや、うちはこの前光電話の工事したやん。っていうか、その前から光なんですけど・・・

そうなん?じゃ、良かった。
でも、アナログ回線って何?うちはデジタル回線ってこと???

う~~~ん・・・
アナログ回線とデジタル回線の違いなんてわからんわ。

実は私もアナログ回線デジタル回線の違いなんて今まで考えたことがありませんでした。アナログとデジタルの違いというのは得意分野なので説明もできるのですが、電話回線の話になるとさっぱり・・・

というわけで、今日は
 
電話のアナログ回線とデジタル回線の違いを教えて!
 
というテーマを取り上げてみたいと思います。うちの妻は化学関係のことには詳しいのですが、電気関係のことはさっぱりわかりません。そんな妻に上手く伝えることができるでしょうか。
 

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デジタル回線はISDNのことだった?

デジタル回線とアナログ回線の話に入る前に、まずはデジタルとアナログの違いについて確認しておきましょう。こちらの動画がとても分かり易いと思いますので、ちょっと見てみましょう。

簡単にまとめると、以下のようになります。

デジタル<
  • あったことを数字に置き換えてデータ化
  • 飛び飛びの値
  • 「0」と「1」で表す
  • 単純で扱いやすい
  • 劣化に強い
  • ノイズに強い

 

アナログ
  • あったことをそのまま映し出す
  • 連続した値(量)
  • 複雑
  • 劣化に弱い
  • ノイズに弱い

 
アナログとデジタルの違いについてわかったところで、電話のアナログ回線とデジタル回線に話を戻しましょう。

上記のことを踏まえて考えると、電話のアナログ回線というのは音声をそのまま電気信号に変換して相手に伝える方式ということになります。イメージ的には糸電話とほぼ同じということですね。一方、デジタル回線というのは、音声を一旦数値に置き換え、そのデータを相手に伝えるということになります。

現在、電話のデジタル回線というと、ISDN(Integrated Services Digital Network)がそれに該当します。まだ、インターネット接続に普通の電話回線を使用していた頃、ISDNという技術には驚いたものです。当時は電話回線を使ってインターネットに接続していた時は通信速度も遅く、更に電話とインターネットを同時に利用するということもできませんでした。

それが、デジタル回線にすることでアナログよりもデータ量が減り、今までは1つの回線だったのに、そのままで2つ分の回線が使えるようになったのです。ですから、電話とFAXを同時に使用することも、電話とインターネットが同時に使用することも可能ということなんですね。凄く画期的じゃないですか?電話とネットが同時に使用できるなんて、今では当たり前のように感じますが、当時は画期的な技術だったのです。

しかし、実はISDNもアナログ回線にデジタル信号を伝送させるという方式なので、回線としてはアナログ回線です。とってもややこしいですね。では、何をもってデジタル回線と言っているのかというと、ISDNは電話として使う場合の伝送方式がデジタル方式なのです。

そして、今ではISDNよりもADSL、ADSLよりも光回線の方が一般的になってきました。ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)は日本語に訳すと非対称デジタル加入者線となりますが、こちらもアナログ回線。ISDNと同じく、アナログ回線でデジタル信号を伝送させる方法です。そして、ADSLは電話として使用する時はアナログ方式なので、こちらはアナログ回線ということになります。もう、こんがらがってますね。

では、光回線はどうでしょうか?
 

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光電話はデジタル回線?アナログ回線?

上記のISDNやADSLは金属電線(銅線)を使用して電気信号での通信をおこなっています。しかし、光回線については銅線ではなく光ファイバーケーブルを使用し、光の点滅(ON/OFF)によって通信を行っています。つまり、先程のアナログとデジタルの説明を踏まえると、デジタルに分類されます。

じゃぁ、光電話ってデジタル回線なのでは?

ということになりますが、光電話の回線は光回線と言われ、デジタル回線・アナログ回線とは別扱いとなります。

ちなみに光電話はIP電話と言われ、インターネット回線の付加機能です。光電話に関してはこれから更に発展していくものと思われますが、今後は益々利用者が増えていくことでしょう。
 

まとめ

今日は、電話回線のアナログ回線とデジタル回線の違いということについて調べてみました。ややこしい話なので、もう一度おさらいしておきましょう。

まず、デジタル回線とアナログ回線というのは電話として使用する時の通信方式によって分類されています。そして、デジタル回線というのは、ISDNのことであり、その他の銅線を使用した電話回線はアナログ回線ということになります。ADSLもインターネット接続にはデジタル通信をしようしていますが、電話としてはアナログ通信なので、アナログ回線に分類されます。

また、回線に銅線を使用せず、光ファイバーケーブルを使用した回線については光回線と呼ばれ、上記のアナログ回線・デジタル回線という区分には含まれません。

さて、冒頭のニュースでは
『2025年を目途にアナログ回線の固定電話を廃止する』
ということですが、実はNTTやKDDIでは既にフレッツADSLの新規受け付けを終了していますし、OCNに関しても2017年3月までにADSLのサービスが終了しています。

現在のところ、まだアナログ回線は使用できますが、あと数年で使用できなくなるようです。我が家はそのニュースを知る前にdocomo光に変更したので、それほど影響を受けることがないものと考えています。

ちなみに、docomo光開通時にアナログ回線に戻すという工事をして頂きました。詳しくはこちらをどうぞ。

 
アナログ回線が使用できなくなると、電話加入権の問題なんかもあるようですが、その辺りについてはまた機会がありましたら記事にしたいと思います。

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