自宅からの通勤に時間が掛かるということで、少し前から一人暮らしを始めた職場の後輩Yu子さん。布団を干したいけど干せないそうですが、ちょっとヤバいかも・・・
今まで敷布団にカビが生えるなんてことを経験したことがなかったので良いアドバイスができなかったのですが、そんなことってあるんですね。
というわけで、今日は職場の可愛い後輩Yu子さんの為に
布団乾燥機の使い方!敷布団編
ということで調べてみました。やはり布団乾燥機の取説通りに使用していても不十分な場合があるのでしょうか?
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布団乾燥機の取説通りでは不十分?
まずは布団乾燥機の使い方から。最近は乾燥マット無しの布団乾燥機が増えてきたようですが、まだまだ主力商品は乾燥マットありの布団乾燥機でしょう。
丁度、乾燥マットありの布団乾燥機を買ったばかりの女性が動画をアップしておられたので、こちらの動画を観てみましょう。
掛布団と敷布団の間に乾燥マットを敷き、その乾燥マットに布団乾燥機本体からの温風を吹き込むことで布団全体を乾燥させています。
上の動画で使用している布団乾燥機は三菱電機の銀ナノアレルパンチという製品です。動画ではよくわからなかったので、取扱説明書をダウンロードして見てみました。
取説によると、布団乾燥の手順は次の通り。
- 蓋を開け電源コードと乾燥マットを取り出す
- 敷布団の上に乾燥マットを広げる
- 枕をポケットに入れる
- 乾燥マットにホースを差し込む
- 掛布団を掛け、電源プラグを差し込む
- タイマーを合わせる
他のメーカーの取説も読んでみましたが、ほぼ同じでした。しかし、この手順は完璧ではありませんでした。もう一度Yu子さんの言葉を思い出してみましょう。
この手順では完璧に乾燥しない場合があるのです。それは、フローリングに直接布団を敷いている場合。Yu子さんも実はそういう状況でした。
フローリングに直接布団を敷いた状態で布団乾燥機を使用した場合の問題点を推察すると、次の2つの原因が考えらえます。
- 温風が敷布団の裏面まで届かない
- 蒸発した水蒸気が布団の底にこもる
では、本気で敷布団を乾燥させるにはどのような使い方をすれば良いでしょうか?対策としては次の二通りが考えられます。
- 敷布団の下に空間を作る
- 布団を裏返して再度乾燥させる
では、それぞれについて具体的に見ていきましょう。
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敷布団の下に空間を作るには?
敷布団の下に空間を作る方法は意外と難しいですね。布団の隅を浮かせようとしても、真ん中を浮かせるのは無理だと思いませんか?
実は、そんな時に有効なアイテムがありました。それは、すのこです。
でも、その為だけにすのこを用意するのも大変ですよね。布団乾燥機を使用する度にすのこを出し、乾燥が終わったらまたすのこを片付ける。いちいちやってられません。
何か良い物は無いかと探してみたら、布団の下に敷く為のすのこという商品がありました。こちらです。
この商品ってそれ程高い物ではないのですが、かなりの高機能なので驚きました。すのこの上に布団を敷き、そのまま寝られます。そして、布団を干したい時はそのまますのこを山にするだけ。
どうでしょうか。レビューを読んでいると、夏は涼しく、冬は暖かいそうです。しかも、送料無料で3,580円って凄くお買い得感ありますよね。
つまり、すのこを使用した状態で布団乾燥機を使用することで敷布団の裏側まで温風が行き届いて乾燥させることができるようになります。
でも、布団乾燥機があるんだから、何かを買うんじゃなくてもう少し使い方を工夫して何とかしたいですよね。
裏返も乾燥させる方法は実は取説に書かれてあった!
すのこをわざわざ買わなくても布団乾燥機の使い方を工夫すればちゃんと敷布団の裏側も乾燥させることができるんです。
実はその方法はちゃんと取扱説明書に書かれていました。しかも、他のメーカーの取説にも同様に書かれています。ですから、布団乾燥機の一般的な使い方だということですね。
では、取説のどこに書かれているのかと言うと、ダニ対策の部分です。
ダニ対策をする時には、まず通常の布団乾燥と同じ方法で乾燥させ、その次に掛布団・敷布団共に裏返してもう一度乾燥させるという使い方になります。
そして、最後にダニの死骸を掃除機で吸い取るということです。布団乾燥ということだけを考えれば掃除機は不要ですが・・・
折角ダニを退治したのにその死骸を掃除機で吸わないというのは勿体無い話なので、できれば掃除機で吸い取るようにしましょう。
まとめ
今日は職場の後輩Yu子さんが布団乾燥機の使い方に疑問を抱いていたようなので調べてみることにしましたが、いかがでしたか?
Yu子さんは敷布団にカビが生えてしまったということでかなりショックを受けていたようですが、この方法ならもうカビが生えることも無いでしょう。
では、もう一度記事を振り返ってみましょう。
通常の布団乾燥の手順は次の通り。
- 蓋を開け電源コードと乾燥マットを取り出す
- 敷布団の上に乾燥マットを広げる
- 枕をポケットに入れる
- 乾燥マットにホースを差し込む
- 掛布団を掛け、電源プラグを差し込む
- タイマーを合わせる
しかし、フローリングに直接敷布団を敷いている場合などは上記の方法では不十分です。その場合には、以下の方法がおすすめ。
- 敷布団の下にすのこを敷く
- 布団を裏返して再度乾燥させる
敷布団の下にすのこを敷く方法は夏は涼しく冬は温かいということなので試してみる価値はあると思いますが、すのこを購入する必要があります。
ですから、掛布団と敷布団の両方を裏返して再度乾燥させるという使い方がおすすめです。この方法はダニ対策としても有効なので、是非取り入れてみましょう。
ちなみに、ダニは50℃以上の温度になると20分~30分で死滅するそうです。ですから、ダニ退治をする時の時間は20分で良いのかと言われると、そう簡単に布団全体が50度以上にはなりませんよね。
ですから、90分~120分くらいの時間が適当ではないかと思います。
布団乾燥機の他の使い方についても記事を書いています。良かったらこちらもどうぞ。
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