実は、職場のレクリエーションの抽選会で高圧洗浄機が当たりました。しかしながら、どういった用途に使えば良いのかわからなかったので、職場のYさんに相談してみました。
注意点があるの???
そう言えば、近所に外壁が凄く汚れていて気になる家があるんですよね。白い外壁だからちょっとした汚れも目立つのですが、その家の外壁は一部分が緑色に変色しちゃっているのです。今まで気にしたことがなかったのですが、あの緑色はコケだったんですね。
そして、高圧洗浄機というのは、そういう外壁に付いたコケの除去なんかに有効な手段ということなのです。但し、いくつかの注意点があるらしいので、詳しく聞いてみることにしました。
というわけで、今日は
高圧洗浄機で外壁を洗う場合の注意点
ということを取り上げてみたいと思います。今まで持っていなかったから何とも思わなかったのですが、高圧洗浄機って使ってみるととっても便利で病みつきになってしまいました。あなたも是非、外壁をはじめとする色々な場所で使ってみては如何でしょうか。
では、具体的な注意点について見ていきましょう。
SPONSORED LINK
サイディングに高圧洗浄機を使用するときは要注意!
私が会社の抽選会でゲットしたのはケルヒャーの高圧洗浄機です。こちらの写真。
しかし、どうやら調べてみると、ケルヒャーの商品は海外製なので壊れた時の保守部品が結構高額らしいのです。ですから、もし自分で購入するのならケルヒャーでなく日本のメーカーの商品を購入するでしょう。
ですから、もしあなたがこれから高圧洗浄機を購入しようと思っているなら、国内メーカーの商品も視野に入れてみては如何でしょうか。
さて、まずは高圧洗浄機がどれ程の威力なのかということを短い動画で見てみましょう。
動画を見ればすぐにわかると思いますが、デッキブラシで擦っても取れない汚れが高圧洗浄機を使うことでとっても簡単に落とせるということですね。
見るからに凄いパワーという印象を受けますが、パワーが大きいということはメリットだけではなくデメリットもあるようです。つまり、高圧洗浄機で外壁を洗う時には水圧(パワー)に注意して使用すべきなのです。
具体的な注意点は次の3つ。
- 塗装してある外壁には使用しない方が良い
- 吐出口を近付け過ぎない
- 目地部分は優しく
では、もう少し詳しく見ていきましょう。
塗装してある外壁には使用しない
一般的に市販されている高圧洗浄機は業務用の物よりもパワーは小さいので、塗装してある外壁でも問題無いと思い勝ちですよね。でも、やはり塗装してある外壁をそのまま洗浄しようとするのは危険です。
業務用の物よりもパワーが小さいと言っても、やはり高圧洗浄機は普通の水圧ではありません。そして、その水圧で柔らかい素材の物は削られてしまいます。少し弱くなった塗装なんかだと、こんな感じになるかもしれません。
外壁だけでなく、ウッドデッキなどの木材についても注意が必要ですね。特に、高圧洗浄機の使用が初めてという方は綺麗になっていくのが面白くて必要以上にやってしまうということがあるかもしれませんが、そうすると傷がついてしまうので気を付けましょう。
では、そんな危険な高圧洗浄機で外壁掃除をする時はどのように使用すれば良いのでしょうか。
SPONSORED LINK
吐出口を近付け過ぎない
実は、高圧洗浄機の使用に関して注意しなければならないのは、塗装してある外壁だけではありません。サイディングでも、素材によっては傷が付いたり、割れてしまうこともあります。
そんなことが無いように、吐出口を近付け過ぎないということが重要ですね。
ちなみに、我が家の外壁はサイディングなのですが、築10年以上経過しているのですが、特に汚れが目立っていません。こちらの写真が我が家の外壁です。
汚れが解り難い色ということもありますが、
と思って、高圧洗浄機で掃除してみたのですが、やはり特に色は変わらずと言った感じでした。他の箇所も見たのですが、残念ながら外壁にコケが生えている様子も無かったので、綺麗になることを実感することはできませんでした。
しかしながら、カーポートなどのコンクリート部分にはコケが沢山生えているらしく、一面緑色になっていました。こちらが実際に高圧洗浄機を使用して掃除してみた写真です。
実際に使用してみて感じたのは、40~50cm離れたところから水を吐出してもコケを綺麗に落とすことは可能だということです。
自動車の洗車なんかでは近くから噴出しないと汚れが落ちないという印象だったのですが、除去する対象物がコケの場合はそこまで近付く必要はありません。逆に、近付き過ぎると外壁の破損に繋がるので注意しましょう。
では、40~50cm離れて噴出すれば安心なのかというと、実はそうとも言い切れません。
目地部分は優しく
高圧洗浄機を使用して外壁を掃除する場合、40~50cm離して使用するべきだということがわかりましたが、それだけ離していてもやはり水圧は強いですよね。実は、最も危険なのがコーキング目地部分なのです。
コーキングの目地部分はあなたが考えるよりも弱いので、他の部分と同様に高い水圧で攻撃をすると劣化してしまう可能性が高く危険です。コーキング部分が特に汚れるという場合もあると思いますが、汚れが落ちないと言って必要以上に洗浄しないように注意しましょう。
コーキング目地部分が劣化すると修復する必要も出てきますので、その場合は高圧洗浄機だけでなく、洗剤や薬品の使用をお勧めします。
しかしながら、薬品の使用に関しても注意が必要ですね。外壁の場合は問題が無いかもしれませんが、私は過去にコンクリート部分にカビキラーを使用して変色させてしまった経験がありますので、こちらも注意してください。予め目立たない箇所で使用してみることをおすすめします。
まとめ
今日は高圧洗浄機で外壁掃除するときの注意点について考えてみました。もう一度記事を振り返ってみましょう。
高圧洗浄機で外壁掃除するときの具体的な注意点は次の3点でした。
- 塗装してある外壁には使用しない方が良い
- 吐出口を近付け過ぎない
- 目地部分は優しく
要するに、業務用の高圧洗浄機には及ばないと言っても、やはり水圧が強いので、柔らかい部分に使用するときには注意が必要ということです。外壁掃除に最適なのは、噴出口から対象物(コケなど)までの距離が40~50cmくらいだと思いますので、それを基準に微調整してみてください。
また、
- 作業は天気の良い日に!
- 濡れても良い服装で!
- 近隣の方に迷惑が掛からないように!
という部分にも少し注意を払うことも忘れないようにしてくださいね。大掃除の時には大活躍の高圧洗浄機、きっとあなたも病みつきになってしまうことでしょう。
高圧洗浄機を使った洗車に関する記事も書いています。良かったらこちらの記事も参考にしてください。
SPONSORED LINK
コメント