我が家の乾燥機は壊れて使えない状態。そして洗濯機もそろそろ買い替え時期となってきたことは前回の記事でもお伝えしました。
我が家では元々乾燥機と洗濯機は別々だったので、買い換える時も別々の物を購入するつもりで考えていました。
そんな感じの家族会議を経て、いざ家電量販店へ・・・
しかし、店員さんの話を色々と聞いている内にドラム式も良く思えてきて迷ってしまいました。
というわけで、今日は
洗濯機はドラム式か縦型か!?どっちが良いの?
というテーマを取り上げてみたいと思います。実は、ここだけの話ですが、洗濯機を購入しようと決めてから何だかんだで半年間迷ってました。
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結局ドラム式洗濯機を購入!縦型でも良かったのですが・・・
洗濯機と言えば、二層式洗濯機を好んで使用される方も居られます。例えばこちらの動画のように・・・
凄くないですか?26年前のおもちゃが綺麗に残ってることに驚きました。しかし、26年前って言うと、既に二層式洗濯機は殆ど無くなってる時代だと思うので、微妙な感じがします。
現在主流の洗濯機は勿論二層式ではなく全自動洗濯機。大きく分けてドラム式と縦型がありますが、実は日本の洗濯機市場では縦型が8割を占めているというデータがあります。
テレビのCMなどを見ていると、洗濯機と言えばドラム式一択のような印象を受けます。しかし、企業側の思惑とは裏腹に、売れているのは縦型だったのです。
では、何故ドラム式より縦型洗濯機の方が売れているのでしょうか?
まずはドラム式洗濯機と縦型洗濯機ではどのような違いがあるのか調べてみましたので、大まかな違いを下の表に記載します。
項目 | ドラム式 | 縦型 |
汚れ落ち | 皮脂汚れに強い | 全体的に良く落ちる |
水量 | 節水できる | 多い |
価格 | 高い | 安い |
衣類の傷み | 少ない | 多い |
サイズ | 大きい | コンパクト |
乾燥 | 乾き易い | 乾きにくく皺になり易い縦型 |
故障率 | 高い | 低い |
衣類の取り出し | 容易 | やや大変 |
価格の違いという面を見れば、ドラム式洗濯機の方が高価になるので、機能面でも凄く良さそうなイメージがありました。しかし、洗濯機としての最も重要な機能である、汚れを落とすというという点を見てみると・・・
その辺りについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
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ドラム式より縦型の方が汚れが落ちるってホント?
縦型洗濯機とドラム式洗濯機では洗濯の方式が全く違います。単純に縦方向に回るか、横方向に回るかという違いなのですが、その違いによって汚れの落ち具合もかなり変わるのです。
ドラム式の場合は、縦方向(斜め)の回転です。ですから、衣類が上方向に持ち上げられて、叩き落して洗います。いわゆる叩き洗いと言われる方式ですね。
一方、縦型式洗濯機の場合は、パルセーターと呼ばれる羽根を回転させることによって水流を起こし、洗濯物を横方向に回転させます。この時の水流によって衣類を揉み洗いするイメージですね。
実は、それだけではありません。日本の水道水も縦型ドラムに有利に働いていたのです。日本の水道水は海外と違い、軟水です。軟水は洗剤を良く溶かすので温水を使用しなくても汚れが良く落ちます。
但し、皮脂汚れについてはドラム式の方が有利!何故なら、水の量が少なく、洗剤の濃度が高いからです。濃い洗剤で洗うことで皮脂汚れを落ち易くしているのですね。
また、洗濯の方式が違うことで、衣類の傷み方も違ってきます。
叩き洗いをしているドラム式洗濯機よりも、横方向に回転させて衣類を擦り合わせることが多い縦型洗濯機の方が衣類の傷み具合は多くなります。
とは言え、目に見えて解かるようなレベルの傷み具合というわけではありませんが。
汚れや衣類の傷みということを考えた場合、やはり縦型洗濯機の方が優秀に思えます。しかし、判断するのはまだ早いですね。ドラム式洗濯機の方が圧倒的に有利な項目がありました。
それは節水です。
節水するならドラム式!少ない水量で洗えるのが良いところ!
ドラム式洗濯機は少ない水で衣類を叩き洗いをするという方法を取っています。ですから、少量の衣類でも大量の衣類でもそれ程水量は変わりません。
一方、縦型洗濯機は衣類を多く入れたら、水量も多く必要になってきますよね。ですから、節水という面においては
と、聞くまでも無くドラム式洗濯機の方が圧倒的に節水できます。
但し、節水をしているからと言って得しているのかと言われると、やや疑問です。
それは、節水量を水道料金に換算してみるとよくわかります。洗濯機本体の価格を考えると、その差額分の節水をするのに20年以上も掛かることになります。細かい計算は省きますが、元を取る前に壊れるでしょって話ですよね。
ここまでの話では、ドラム式は良いところが無いようなイメージになってきていますが、そうではありません。ドラム式には最大のメリットがあるのです。
それは、乾燥機能。
乾燥機能で選ぶなら、ドラム式と縦型のどっち?
乾燥機能の付いている洗濯機と考えて比較してみましょう。ドラム式と縦型ならどっちが早く乾き、乾いた時に皺になりにくいでしょうか?
どう考えてもドラム式ですよね。
地球上には重力というものがあります。ですから、どんなに凄い縦型式の洗濯機だったとしても、衣類は下の方に偏ってしまいますよね。そうすると、乾き難いだけでなく、皺にもなり易いのです。
ハンガーに掛けて乾かす方式の商品もありますが、こちらも残念ながら一度に多くの洗濯物を乾燥できるわけではありません。
洗濯から乾燥まで、一度に済ませてしまえるのはとっても便利な機能ですよね。でも、個人的には縦型洗濯機を使用して乾燥までしようとは考えられません。縦型洗濯機を購入するなら、やはり別に乾燥機を購入したいところです。
まとめ
今日は、洗濯機を購入するならドラム式と縦型のどっちが良いのかということについて考えてみました。もう一度記事を振り返ってみましょう。
それぞれの特徴について表にまとめてみました。
項目 | ドラム式 | 縦型 |
汚れ落ち | 皮脂汚れに強い | 全体的に良く落ちる |
水量 | 節水できる | 多い |
価格 | 高い | 安い |
衣類の傷み | 少ない | 多い |
サイズ | 大きい | コンパクト |
乾燥 | 乾き易い | 乾きにくく皺になり易い縦型 |
故障率 | 高い | 低い |
衣類の取り出し | 容易 | やや大変 |
性能的なことを考えると、ドラム式より縦型の方が優れている点が多いように思えます。価格もかなり違います。
ということで、単純に考えると縦型を購入するのが良いでしょう。
唯一、ドラム式洗濯機でなければならない理由があるとすれば乾燥機能です。常に乾燥機を使用して洗濯物を乾かすという家庭の場合はドラム式洗濯機を購入するのが良いでしょう。
しかし、現在の日本の家庭では洗濯物は干すという文化が根強く残っているので、常に乾燥機を使用しているという人は少ないのではないでしょうか。ですから、まだまだ縦型洗濯機を使用している家庭が多く、ドラム式洗濯機を使用している家庭というのは役2割に止まっているようです。
どっちを選べば良いのか・・・
それは、あなたの使い方次第ではないでしょうか。ちなみに、我が家は洗濯機と乾燥機を同時に購入しようと考えていたところ、ドラム式洗濯機とほぼ同じ金額となってしまった為にドラム式を購入することにしました。
率直な感想は・・・
実は、大き過ぎて設置時に困ったことが起きてしまったのです。その話はまた今度・・・
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