職場のA藤さんが冷蔵庫が壊れたから新しいものを購入したそうですが、古い冷蔵庫の処分がわからないということで相談を受けました。
家電リサイクル法っていうのができたから、確か冷蔵庫は捨てられなくなったはずですよ。
もしかして、費用が発生するってやつ?
冷蔵庫を処分したことがないからわからないですけど、無料ってことはないと思いますよ。
施行されたときにはかなり話題になりましたが、実は詳しくしらないのが家電リサイクル法です。施行されたのは平成13年4月1日ですから、もう何年も経過しています。でも、実際に対象となっている家電製品を処分したことがない人は知りませんよね。
というわけで、今日は
冷蔵庫を処分するときにどのくらいの費用が必要なの?
ということと、その費用の支払い方や処分方法についても調べてみましたので、是非ご覧ください。
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冷蔵庫の処分に掛かる費用はメーカーによって違う?
まずは家電リサイクル法というものが何なのかというところからおさらいしていきましょう。こちらは経済産業省が制作している動画です。短くまとめられていますので、ちょっと見てみましょう。
よく、無料回収という看板を見ますが、そういう業者を利用するのは良くないようですね。では、実際に冷蔵庫の処分に掛かる費用はいくらなのでしょうか?
例えば、A藤さんが処分したい冷蔵庫は三菱電機製の大型冷蔵庫だそうですが、三菱電機の171リットル以上の冷蔵庫の場合はリサイクル料金が4,644円(税込み)です。この費用というのは、メーカーによって違うのですが、大手電機メーカーの冷蔵庫に関してはほぼ同じようです。
ちなみに、例えばアイリスオーヤマの小型冷蔵庫(170リットル以下)の場合は5,146円(税込み)となっています。大手家電メーカーの小型冷蔵庫のリサイクルに掛かる費用が3,672円なので、少し高くなっています。
各メーカー毎の費用は、家電リサイクル券センターで確認できますので、あなたの処分したい冷蔵庫のメーカーを探してみてください。
冷蔵庫を処分するには5,000円前後の費用が掛かることがわかりました。では、実際に冷蔵庫を処分するにはどうすれば良いのでしょうか?
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冷蔵庫を処分したい!どうすればいい?
実際に冷蔵庫を処分する方法は次の二通りです。
- 電気店に引き取りを依頼する
- 指定の引き取り場所に持ち込む
一番良い方法は電気店に引き取りを依頼するということです。特に新しい冷蔵庫を購入するのなら、購入する前に相談するのが良いでしょう。但し、今回の場合A藤さんは通販で冷蔵庫を購入したという、ちょっと特殊な例なので、その場合は指定の引き取り場所に持ち込むのが良いかもしれません。
勿論、その電気店で商品を購入していなくても(店舗によりますが)引き取って貰うことは可能です。ですから、近くの電気店で相談するのも一つの方法でしょう。
でも、やっぱり買ってないお店に古い冷蔵庫の処分だけを依頼するのも気が引けますよね。場合によっては費用も少し高くなる可能性も考えられます。というわけで、A藤さんは指定の引き取り場所に持ち込むことにしたようです。
ところで、A藤さんの住んでいる地域は結構田舎なのですが、近くに指定の引き取り場所があるのでしょうか?
指定の引き取り場所ってどこ?近くにあるの?
指定の引き取り場所についても家電リサイクル券センターで確認ができます。A藤さんの住んでいる地域の場合は、近くの運送会社まで持って行けば良いということがわかりました。
そういう場合は、自治体に相談すると自宅まで引き取りに来て貰える業者を紹介して貰えるようです。恐らく上記のように普通の運送会社なので、直接運送会社に連絡しても良いかもしれませんね。
ところで、
っていう疑問が湧きませんか?
実は、家電を処分するには凄く手間が掛かるのです。特に冷蔵庫やエアコンの室外機には温度を調節する為にフロンガスが使用されていますよね。そのフロンガスをきちんと処理するのに、多くの人手や設備が必要なのです。
ですから、リサイクルに掛かる費用は適正価格ではないかと思います。むしろ安いくらいかもしれませんね。
まとめ
今日は冷蔵庫の処分方法とその費用などについて調べてみました。では、もう一度記事を振り返ってみましょう。
実際に冷蔵庫を処分する方法は次の二通りです。
- 電気店に引き取りを依頼する
- 指定の引き取り場所に持ち込む
A藤さんの場合は、新しい冷蔵庫を通販で購入したということで、電気店に引き取って貰うということは難しそうです。ということは、指定の引き取り場所に持ち込むのが得策でしょう。
指定の引き取り場所に持ち込む手順としては、
- リサイクル料金を確認する
- 郵便局でリサイクル料金を支払う
- リサイクル券を受け取る
- 冷蔵庫を引き取り場所に持ち込む
- 運搬料金を支払う
ということになります。無料で引き取ってくれるという業者も多いので、ついつい利用したくなるかもしれませんが、きちんとした処分方法の手順を取りましょう。
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