先日の出来事です。妻が普段使用しているXperiaの調子が悪いようです。
通話途中でXperiaの画面が真っ暗になったってこと?呪われてるんじゃない?
けど、通話してる時だけ真っ暗になるってことは、何かソフト的な問題かなぁ?
どうやら、今まではXperiaを使用していても通話中に画面が真っ暗になるということは無かったようなのですが、その後度々起こるようになったとのこと。困っているのは、自分から通話を切れないというだけなのですが、何とかしたいですよね。
特に最近は何故か不要なセールスの電話が多いらしくて、この前も不動産投資とかの全く興味の無い話だったようです。興味のない話を聞いている程の心の余裕が無いのに、自分からは切れないというジレンマ・・・
というわけで、今日は
Xperiaの画面が真っ暗に!通話が切れない時の対処法!
というテーマを取り上げてみたいと思います。不要なセールス電話を自分の意志で切ることができるのでしょうか?相手が通話を切るのを待つだけというのは困ります。解決の糸口を見付けましょう!
Xperiaの画面が真っ暗になる原因は近接センサ?
今回の画面の不具合は画面自体のハード的な問題ではないような印象を受けました。試しに、妻のXperiaがタッチ切れを起こしていないかということを調べてみたのですが、特に問題はありませんでした。ですから、画面自体が壊れているというわけではありません。
Xperiaの画面が壊れているという場合はこちらのタッチ切れに関する記事を参考にしてください。
では、画面自体の故障でなければ何が原因なのでしょうか?
色々調べてみると、画面が真っ暗になる原因は近接センサーが誤検知している可能性が高いということがわかりました。
そんなの付いてるの???
では、近接センサーについて詳しく見て行きましょう。
Xperiaの近接センサーは何の為のもの?
Xperiaの取扱説明書を見てみると、このように書かれていました。
通話中に顔の接近を感知し、タッチスクリーンのオンとオフを切り替えて誤動作を防止したり、画面の明るさの自動制御に使用したりします。
実は、Xperiaの画面が通話中に真っ暗になるのはXperiaの仕様だったのです。但し、通常は何らかの操作をしようとした瞬間に元の状態に戻るので、画面が真っ暗になっているイメージがありません。勿論、正常な状態なら通話が切れないなんてことは有り得ません。
これは、通話中に耳や頬が画面に触れることによってタッチスクリーンが反応するのを防ぐ為です。通話中に変なアプリが立ち上がってたらびっくりしますよね?ですから、そのような誤操作が無いように判断をしているのが近接センサーなのです。
では、なぜ操作をしようとしても画面が真っ暗なままなのでしょうか?原因として考えられることは次の2点です。
- 近接センサーの反応が遅い
- 近接センサーまたは基板が破損している
では、それぞれについて詳しく見て行きましょう。
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近接センサーの反応が遅い
色々なサイトを見ていると、Xperiaは他のスマートフォンに比べて元々近接センサの反応が遅いようです。それは反応速度なのか、処理の問題なのかわかりませんが、とにかく時間的な遅延があるということ。
ですから、元々通話が終わってから画面が通常状態に戻るまでには若干のタイムラグがあることも。そして、更に反応が遅くなることがあれば、誤動作ということになります。
その原因として考えられるのが、次の2点です。
- 保護シートによってセンサーの感度が悪い
- ソフト的な不具合による処理動作の遅延
実は、Xperiaは本体を薄くするということとも関係があると思いますが、最初から液晶保護の為のシートが貼られています。ですから、更に保護シートを貼っているような状況の場合は近接センサーの反応が鈍くなる可能性が考えられます。
ですから、できるだけ保護シートを貼らない状態で使用することをおすすめします。
また、ソフト的な不具合で処理動作が遅くなっている可能性もあります。そのような場合には、
- Xperia本体を再起動する
- セーフモードを使って動作確認をする
- メモリを開放する
ということを試してみてください。特におすすめはセーフモードを使用しての動作確認です。セーフモードに関してはこちらの記事を参考にしてください。
近接センサーまたは基板が破損している
ソフト的な要因でないとすれば、ハード的な要因によって画面が真っ暗な状態が続いている可能性が高いでしょう。
つまり、
- 近接センサーの破損
- 制御基板の破損
が考えられます。機種によっては近接センサーの機能そのものを無効にすることができるようですが、Xperiaの場合は近接センサーをオフにすることはできません。
ですから、結論としては次の2択となるでしょう。
- 現状の状態で我慢して使用し続ける
- 修理をする
修理をする場合には意外と高額な費用が必要になるかもしれません。そんな時の為にモバイル保険に加入しておくことをおすすめします。
まとめ
今日は、Xperiaの画面が通話の後で真っ暗になってしまうという問題について考えてみました。では、もう一度記事を振り返ってみたいと思います。
画面が真っ暗になってしまうのはXperiaの仕様でした。通話中の誤動作(誤操作)を防ぐために画面を真っ暗にして操作を無効にしているということです。しかし、通話を終えても画面が真っ暗なままという場合には、近接センサーの不具合である可能性が非常に高いでしょう。
考えられることとしては、次の4つ。
- 保護シートによってセンサーの感度が悪い
- ソフト的な不具合による処理動作の遅延
- 近接センサーの破損
- 制御基板の破損
故障していなければ良いのですが・・・
妻のXperiaに関しては、そんなに頻繁に発生していないようなので、再起動して様子を見ることにしました。保護シートも貼っていますが、勿体無いから剥がさないということです。私なら迷わず剥がしますけどね。
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