Tさんの息子さんが大学入学と同時に一人暮らしをするそうです。そんなTさんに軽く相談されてしまいました。
今までこたつが必要か否かということは考えたことがありませんでした。こたつのある家に育ち、一人暮らしでもこたつで勉強し、現在もリビングにはこたつがある生活を送っています。
しかし、よくよく考えてみれば、こたつのない生活も十分考えられますよね。そこで今日は
大学生の一人暮らしにこたつは必要?
というテーマでアツく語ってみたいと思います。こたつ好きの僕はこたつ無しでは生きていけないかも・・・
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日本の冬にはこたつが必要?
こたつと言えば、日本の冬の風物詩という感じですが、外国人の反応が面白いですね。YouTubeを見ていると海外からのこたつに関する感想が凄いことに気が付きます。
ほんの一例がこちらの動画です。短い動画なので是非見てみてください。(動画と言うよりはテキストですが)
しかし、この動画を見た直後の感想は・・・
こたつ最高~!!
ですね。日本の冬にはこたつという文化が必要だということを感じてしまいました。
しかしながら、一人暮らしということを考えると上記の感想とは別の視点で考えなければなりません。
まずはこたつのメリットとデメリットについて考えてみましょう。
- すぐに温まる
- 光熱費が節約できる
- そのまま寝られる
- テーブルとして使用可能
- 友達と団欒できる
- こたつの中しか温かくない
- こたつで寝ると健康を害する
- 夏場はこたつ布団が邪魔
- 意外と場所を取る
- たまり場になる
- こたつから出たくなくなる
一人暮らしにこたつが必要か必要でないかということは上記のメリットとデメリットを踏まえ、更に自分自身の性格を考慮した上で考える必要があると思います。
では、それぞれのメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。
こたつの光熱費はどれくらい?本当に節約できる?
こたつの電気容量はヒーター種類によって違いますが、300W~600Wの商品が殆どです。ちなみに、我が家のこたつは600Wなので、600Wで考えましょう。
関西電力のホームページによると、15kWh~120kWhは1kWhあたり22.83円、120kW~300kWhが29.26円となっています。
仮に600Wのこたつを12時間、それを1か月間続けたと仮定すると
となります。つまり、使用している電力量が150kWhを超えるので1kWhあたり29.26円の計算となり、
意外と高いですね。びっくりです。計算は解り易くMAXの600Wで計算しているので、300Wならその半分の3,000円程度となります。3,000円程度なら許容範囲でしょうか。
では、こたつを使用せずにエアコンで暖房をした場合の電力量はどの程度でしょうか?よく聞く話が、エアコンは24時間稼働させた方が効率が良いということですね。その場合の電気料金は約7,000円程。
上記の計算の結果、予想通りエアコンよりこたつの方が電気代は安いということがわかりました。
※尚、上の計算はその時の電気料金によっても変動しますし、エアコンの年式が古い場合は省エネ設計ではない可能性が高く、より電気料金が大きくなることが予測されます。
こたつ最高~!!
と喜んでる場合ではありません。こたつに入ったらついつい眠くなってしまうこともありますよね。実はこたつで寝ることは健康に悪いということがわかっているんです。
こたつで寝るのは健康に悪い?
こたつで寝るのは健康に悪いという話を聞いたことがありませんか?実はこたつで寝ると、以下の症状が発症する可能性があるのです。
- 脱水症状
- 低温やけど
- 風邪をひきやすい
- など
こたつは脱水症状を引き起こす!
まず、こたつで寝ると脱水症状になる可能性が非常に高いのです。人は一晩寝るとコップ1杯分の水分が失われると言われますが、こたつで寝ることにより、失われる水分はそれ以上になります。
気付かない内に脱水症状を引き起こしている可能性が高いということですね。そして、脱水症状を放置しておくと、血液はドロドロ、脳梗塞や最終的に死に至るケースもあるそうです。
低温やけどって何?
低温やけどって良く耳にしますが、はっきりと知らない人も多いですよね。実は、普通に触れる温度でも長時間触っているとやけどの症状が現れるということなのです。
ちなみに、私の感覚で触って熱いと感じるのが60℃くらいだと思います。そして、45℃前後だと温かいという印象です。しかし、その温かいという温度がとっても危険だったのです。
例えばこたつに脚を入れて暖を取っていた場合、ヒーターの熱によって脚の表面温度が45℃だったとすると、およそ3時間で低温やけどとなります。
表面上はそれ程ダメージを受けていない場合でも油断ができないのが低温やけど。気を付けましょう。
こたつで風邪になる?
こたつに入ると、暖かいのは主に下半身ということになりますよね。つまり、上半身は寒い状態。この時、あなたの脳は困惑してしまうのです。
という状態ですね。そして、脳が困惑した結果、体温調節がうまくできないという状態に陥ってしまうのです。
更に、前述の脱水症状が重なり風邪をひきやすくなるというメカニズムですね。また、不自然な汗をかき、その後に体が冷えてしまうということも風邪をひく原因の一つです。
つまり、あんまり知られてないけど、こたつは意外と危険ということになります。
そんな意外と危険なこたつとわかっていても、出られないのがこたつの魔力。そのこたつの魔力に打ち勝つ心を持っているかどうかというのが最終的な決定だとなるでしょう。
こたつから出たくないという弱い心に打ち勝てるか!?
こたつに入っていると凄い幸福感を味わえますよね。本当に幸せです。私が小学校の時に、外に雪が降ってるのを何時間もぼーっと眺めていたのを思い出します。
しかし、そんなこたつから出なければならない時が必ずやってくるのです。そんな時はこたつに後ろ髪を引かれながらこたつを出なければなりません。あなたにはそれができますか?
多くの日本人が、一旦こたつに入ってしまうとトイレすら行きたくない状況になってしまうのではないかと推測します。しかし、それでは何もできません。
あなたの性格が流されやすい性格なら、こたつはあなたを駄目人間にしてしまうかもしれません。そんなあなたはこたつよりも部屋中を暖める暖房器具の方が向いているでしょう。
逆に、そんな弱い心に打ち勝つことができるあなた!あなたの部屋にはこたつがピッタリかもしれません。
つまり、最終的に一人暮らしにこたつが必要か必要でないかという問題は自分の弱さに打ち勝てる強い心の持ち主には必要ではないかと考えます。
まとめ
今日は、一人暮らしにこたつは必要か必要でないかということを色々な面から考えてみました。では、もう一度振り返ってみたいと思います。
こたつにはメリットもあれば勿論デメリットもあります。
- すぐに温まる
- 光熱費が節約できる
- そのまま寝られる
- テーブルとして使用可能
- 友達と団欒できる
- こたつの中しか温かくない
- こたつで寝ると健康を害する
- 夏場はこたつ布団が邪魔
- 意外と場所を取る
- たまり場になる
- こたつから出たくなくなる
上記のメリットとデメリットを踏まえた私なりの結論は・・・
一旦こたつに入ってしまえば二度と出たくないというあなたにはこたつは必要ではありません。いや、必要とか必要でないというよりも、こたつがあることで生活がだらけてしまうでしょう。
逆に、規則正しい生活ができるあなたにの一人暮らしにはこたつが必要でしょう。こたつがあなたの一人暮らしライフをより奥深いものにしてくれるはずです。
あなたなら大丈夫・・・
私は駄目です。だから、なるべくリビングのこたつには入らないように心掛けています。(笑)
また、他にも一人暮らしに必要な家電の記事を書いていますので、良かったら参考にしてください。
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