私はいわゆる出張族・・・
国内のみならず海外へも出張しなければならないことが多々ありました。
ホテルによっては不便なところもありますよね。とある国内のビジネスホテルにて、一緒に宿泊していた後輩のT君に相談してみました。
電波途切れるやろ?
スマホでゲームしてても途中で繋がらなくなったりして困ってたんですよ。
有線LANにスマホを繋げたらいいのにな。
僕も同じこと考えて色々探してみたら、ホテルの有線LANを無線化する方法があったんですよ。
この方法は、無料でというわけにはいきませんが、電波が届かなくてイライラするくらいなら、多少の出費は許容範囲。
というわけで、今日は
ホテルの有線LANを勝手に無線化しちゃおう!
というテーマで調べてみました。とっても便利なので、出張中だけでなく密かに職場でもWiFi環境を作ってしまってます。見つかったらヤバいかな。(笑)
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有線LANを無線化する方法
ホテルの各部屋に用意されている有線LANは1か所のみ。つまり、各部屋でパソコンを1台接続してしまえばLANは埋まってしまうので、増やしたければハブを使用して分岐させるしかありません。
幸い、今時のノートPCには無線LANが内蔵されているモデルが殆どだと思いますが、もしノートPCが無線LANに対応していないタイプなら、無線化する必要があります。
そんな場合には、下の動画にあるようなアダプタを使用すると良いでしょう。
では本題に入ります。
有線LANを無線化する方法として最も簡単なのは、ホテル用ルーターという商品を使用することですね。楽天市場で検索すると、こんな商品があります。
BUFFALO 11n/g/b 300Mbps 無線LAN親機 ブラック WMR-300/S/… |
上の商品は約3,000円ですが、探せば1,500円程度の商品もありますし、ヤフオクなんかだともっと安く手に入るかもしれません。
但し、価格と通信速度はほぼ比例しているようで、価格の低い商品は通信速度も遅いようです。
私の場合は少し緊急性があったというか、通販が届くまで待っていられなかったのと、そこまで通信速度に拘ってもいなかったので、ホテルの近くのヤ○ダ電気で上記商品を約2,500円で購入しました。
LANケーブルはホテルの部屋にあったので、ホテル用ルーターをホテルの部屋の有線LANと接続するだけでOK!!
とっても簡単ですね。
では、実際に有線LANを無線化して接続してみましょう。
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無線LANの設定方法はとっても簡単!
近頃の無線LANルーターは設定方法がとっても簡単になっているので、特に説明する必要が無いと思っていたのですが・・・
意外と苦労しました。
殆どの無線LANルーターには下2種類の設定方法があります。
- ボタン一つで簡単設定
- 手動で設定する
では、それぞれの方法について具体的に見ていきましょう。
ボタン一つで簡単設定!
私が使用しているのはBuffaloの製品ですが、Buffeloの製品の場合、AOSSという機能があります。
AOSSという聞き慣れない言葉が出てきましたね。AOSSとは、[Air Station One-Touch Secure System]の略です。つまり、ボタン一つで無線LANの設定を行いますという機能ですね。
IOデータの製品ならWPS機能、NECの製品ならNFC機能など。呼び方や仕様は違うようですが、ユーザーから見れば、ボタン一つで設定ができてしまうという点では全く同じ機能ということになります。
では、実際にAOSSボタンを押してみましょう。
すると、スマホの設定画面にちょっとした変化が現れました。
スキャン中の文字が表示され、WiFiネットワークに「ESSID-AOSS」というものが認識されるようになりました。
後は「ESSID-AOSS」の部分をタップしてパスワードのところに暗号キーを入力すれば設定完了です。
アナログなあなたは手動設定?
AOSSボタンを押してもうまく設定できない場合というのもありますよね。実際、私が初めて設定した時も反応せずに断念してしまいました。
そんな時は直接設定するのがお勧めです。スマホやタブレットならQRコードを読み取るだけで設定可能ですが、今回はアナログチックに設定してみたいと思います。
設定する必要があるのは、
- SSID
- 暗号キー
の2種類の文字列のみです。入力間違いが無いようにということを考えると、QRコードを読み取る方が良いと思いますが、それ程長い文字列でもないので問題ないでしょう。
では、実際にスマホ(Android)で手動設定してみましょう。
実は、ルーターを有線LANに接続した時点で下の写真のように「Buffalo-G-7784-1」のルーターを認識していました。SSIDは入力しなくても良いようです。
後はパスワードを入力して設定完了です。
ちなみに、パスワードは本体裏側に書かれている「暗号化キー」の文字列を入力します。
文字列を間違えないようにして入力するだけなので、とっても簡単ですね。パソコンの設定も同じようにとっても簡単なので是非やってみてください。
ところで、実際に無線LANの電波ってどこまで届くのでしょうか?
気になるLAN到達距離は?
一般的に小型の無線LANルーターの到達距離は10m程度のようです。ビジネスホテルの部屋をターゲットにしている商品ということもあり、10mあれば十分でしょう。
私が出張で利用したホテルでも殆どの部屋が直線距離で10m未満。海外出張では3部屋あったりという場合もありましたが、それは特別な場合ですね。
職場で考えてみると10mの範囲なら十分満足できる距離だと思います。ちなみに、私の仕事している部屋は5m四方程度の小さな部屋です。
まとめ
今回は出張中のホテルの部屋で携帯電話の電波が届きにくいという状況を打破すべく、有線LANを勝手に無線LAN化するという方法を紹介しました。
今まで知らなかっただけで、ホテルの有線LANを無線化したいという要望は恐らくかなり多く、そういう人をターゲットにした商品として小型の無線LANルーターも数多く商品化されています。
はっきり言って、種類が多過ぎて何が違うのかわからないかもしれませんが、私としては何でもOKです。選択の基準としては大きさと価格。それだけです。
ホテル用の無線LANルーターは簡易的な商品なので、通信規格も限られていますし、通信速度も150Mbps~450Mbpsとなっています。でも、私のように
という人間には十分満足できるスペックです。
快適な出張ライフを楽しみましょう。
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