びっくりする程遅いわ。何か改善策ないかな?
お金も掛かるし、データを移し替えたりするのも時間掛かりそう。
我が家のパソコンが本当に遅いんです。少し前まではここまで遅いと感じなかったのですが、最近は文字入力すらままならない状態なんですね。
そこで、ヤフオクで中古の高スペックパソコンを買おうかと真剣に悩んで物色していたのですが、パソコンを買い替えるのも色々と大変ですよね。データの移し替えとか、整理とか。最も簡単な方法はパソコンの買い替えだとは思うのですが、何かできることがあるかも・・・
そこで、今日は
いつの頃からかパソコンが遅いと感じ始めた時の改善策はあるの?
というテーマを取り上げてみました。私自身があんまりパソコンのことって詳しくないので、調べると色々な方法が出てくるのですが、実際にハードルが高いな~って思うことが多いのが現状です。
ですから、パソコンの動作速度が遅くなってきて悩んでいるけど、ちょっと初心者寄りなのでなるべく簡単な方法が知りたいと悩んでいるあなたには是非読んで頂きたい記事です。
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遅いパソコンを軽くする方法!
パソコンが遅いと悩んでいる人は非常に多いようで、本当に色々な方法が紹介されていますよね。でも、どれを読んでも
「自己責任でお願いします!」
と書かれているサイトばかり。自己責任は仕方がないとは思いますが、やっぱりちょっと実行を躊躇してしまいます。
そんな中で、私が実際に行ってみて効果のあった方法がこちらの3つです。(難しそうなやつはやってません)
- OSのパフォーマンス設定を変更
- マイクロソフト(empty.exe)を使ってメモリ解放
- ハードディスクをSSDに換装
難易度的には1番が最も簡単、3番が最も難しいというか手間とお金が掛かります。では、順に見ていきましょう。まずは簡単なことから。
OSのパフォーマンス設定で少ないメモリでもサクサク動く!
パソコンの動作が遅い一番の原因はやはりメモリが少ないという可能性がありますね。だからと言って、メモリを増設したくてもなかなかできないのが現状です。USBメモリをハードディスクのキャッシュとして代用する方法(ReadyBoost機能)を紹介されているサイトもありますが、ちょっと初心者にはハードルが高い気がします。
では、メモリが足りないのなら、なるべくメモリを使わなければ良いのではないでしょうか。
そこで、メモリの使用量を減らす方法を探してみたところ、PCのパフォーマンスオプションの設定を変更すればメモリの使用量を減らすことができるということがわかったので、早速やってみました。
まずはPCのプロパティを表示し、システムの詳細設定ボタンを押します。私のPCはWindows8ですが、Windows7でも10でも基本的に同じです。
システムのプロパティ内の詳細設定の中のパフォーマンス部分の「設定」ボタンを押すと、下の画像のような設定画面が開きますので、「パフォーマンスを優先する(P)」を選択してOKボタンを押します。
初期値は「コンピュータに応じて最適なものを自動的に選択する(L)」となっていますので、設定を変更すると表示に関して多少の違和感があるかもしれませんが、
という程度で、機能的には何ら問題ありません。寧ろ動作速度が速くなって嬉しいですよね。
パフォーマンス設定は簡単にできて効果もすぐに実感できるので、とってもオススメの方法です。あなたがスティーブジョブズのように文字の美しさに拘らない人なら・・・という前提ですが。
しかし、少し改善した程度では、パソコンを使っている内に少しずつ速度が落ちてくるように感じる場合がありますよね。そんな時でも何か良い改善方法があればいいのですが。
パソコンを使っている内に遅いと感じたらメモリ解放ソフト!
パソコンを使用して色々な処理をしていると、何だかどんどん処理が遅くなってくるように感じることがあります。実はパソコンは使用している内にどんどん要らない物が溜まってメモリを食ってしまうのです。
最も簡単な改善策と言えばパソコンの再起動ですよね。でも、いちいち再起動するのは大変ですし、ハードディスクにも良くないと言われます。では、再起動しなくても良い方法はないのでしょうか?
そんな時は、メモリ解放ソフトを使ってメモリ内を整理しましょう!
メモリ解放ソフトには有料・無料共に凄く沢山のソフトがあるようですが、私が使ってみたのはマイクロソフトの無料ソフトです。マイクロソフトだからアヤシイものではないだろうと思って使ってみました。
詳しく解説している動画があったので、こちらをご覧ください。
動画内で紹介メモリ解放ソフトは「empty.exe」というソフトなのですが、これは「Windows Server 2003 Resource Kit Tools」の中に含まれているソフトのようす。ですから、実際にメモリ解放として使用するにはダウンロードしたファイルの中から「empty.exe」だけを取り出して使う必要があります。
ダウンロードはこちらのサイトからどうぞ。
⇒Windows Server 2003 Resource Kit Tools
実際の使用方法は次の通りです。
- 「Windows Server 2003 Resource Kit Tools」をダウンロード
- ファイルを解凍(またはインストール)
- 「empty.exe」を取り出し、system32フォルダ内にコピー
- batファイルを作成
- batファイルを実行
実は、ファイルを解凍することができませんでした。解凍ソフトが合わないのか、何故か解凍できず。仕方がないので、そのままインストールし、フォルダ内の「empty.exe」というファイルを取り出すことにしました。他のファイルは今回は必要が無いのでアンインストールします。
その後、テキストエディタでbatファイルを作成してデスクトップに「empty.bat」というファイル名で保存しました。使用するときはこのファイルをダブルクリックして実行するだけです。とっても簡単ですよね。
で、実際の効果はどうかと言うと・・・
という程度ですが、最近は長時間使用していてパソコンの速度が遅くなってきたと感じることが少なくなってきたので、実際のところはあまりわかりません。しかし、多くの人が絶賛しているので、恐らく本当に動作が遅いと感じた時には劇的な変化が訪れるに違いありません。
さて、ここまでメモリに関する部分についての改善策でしたが、私が最も効果を感じたのはメモリの関することではなく、ハードディスクをSSDに換装するということでした。では、実際にどのように変化したのかということを紹介しましょう。
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ハードディスクの不調?と思ったら思い切ってSSDに交換してみよう!
パソコンが遅くなる原因は色々とありますが、最も可能性が高いのがハードディスクの不調です。パソコンの動作速度と言えばCPUの速度というイメージですが、CPUの動作速度は基本的にずっと変わらないのに対して、ハードディスクの動作速度というのは使用すればするほど遅くなる傾向です。
その原因は不要ファイル!パソコンを使用すると、どうしても不要ファイルというものが残ってしまいます。そして、その不要ファイルがある為に、ファイルが断片化し、レジストリなどのシステムファイルが肥大化します。その結果として、ハードディスクへのアクセスに時間が掛かってしまうことになります。
しかも、ハードディスクというのは機械的な部品なので、どうしても動作には時間が掛かってしまうものです。そして、長期間使用していると機械部品の寿命というものにも悩まされることになりますよね。そんな悩みを解決してくれるのが、SSDです。
SSDとは、ハードディスクと同じインターフェースで接続できる半導体メモリです。半導体メモリということは機械的な動きがありません。つまり、その分ハードディスクよりもかなり高速でのアクセスが可能となるのです。
SSDはハードディスクに比べると同じ容量でも値段が高く設定されていますが、近年はかなり安くなりましたね。庶民の我々でも手が届く範囲になってきたことは間違いありません。
では、実際に私がハードディスクをSSDに交換した時にどれくらい速くなったのかということを見てみましょう。
まずはハードディスクの時の動作速度(ベンチマーク)です。
これだけ見てもよくわかりませんよね。
では、次にSSDに交換した後のベンチマークテストの値を見てみましょう。衝撃的な数値を示しました。
一体何倍の速度になったのでしょうか。思わず
ここまで速くなるなんて、信じられない!
と、驚きが隠せませんでした。
問題は実際の使用感ですよね。
一番驚いたのは、パソコンの起動速度です。驚くほど速くなりました。今までは電源を立ち上げても2分間くらいはまともに使用できる状況ではなかったのですが、SSDに換装してからは、電源スイッチを押してから30秒程度で使用可能状態に!!
勿論、通常の動作速度も速くなりました。特にソフトの立ち上げということに関してはかなり速くなって快適です。スペックの高いパソコンよりはまだまだ遅いのですが、今まで使用していた超遅いパソコンと比較すると、かなり速くなった印象です。
SSD換装に関しての詳細は別の記事に書きましたので、こちらをご覧ください。
まとめ
今日はパソコンが遅い場合の改善策ということについて調べて実行してみましたが如何だったでしょうか?
では、もう一度記事をまとめてみたいと思います。
遅いと感じるようになったパソコンの改善方法として、私が実際に効果があったと思ったのは下の3つの方法です。
- OSのパフォーマンス設定を変更
- マイクロソフト(empty.exe)を使ってメモリ解放
- ハードディスクをSSDに換装
OSのパフォーマンス設定の変更やメモリ解放ソフトの設定についてはそれ程難しくないのですぐに実行できますが、ハードディスクをSSDに換装するのは少し手間とお金が掛かります。ですから、まずは1と2の改善策を行ってみて、それでもまだ遅いというのであれば、SSDの換装を行ってみては如何でしょうか?
案ずるよりも産むが易しとは良く言ったもので、意外と簡単でしたよ。
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