インターネットや電子メールが普及した今日この頃、FAXの需要はもう無いものだと思っていますが、どうしても必要な場面というのはありますよね。
以前はmyFaxという海外の無料サービスを利用してFAX送信をしていたのですが、どうやらmyFaxが北米以外利用不可能になってしまったようで、困ってしまいました。
困った私は意外と何でも知っている職場の後輩T田君に相談することに。
そんなことできんやろ。
モデムが必要ですけどね。
お金掛かるなぁ。
私が所有しているPCはデスクトップが1台と古いノートPC(Windows7)が1台。もしかして、古いノートPCにはモデムが内蔵されているかもしれません。
淡い期待を胸に、自宅に帰ってから挑戦してみることにしてみました。というわけで、今日は
PCからFAX送受信!無料でできる?
というテーマを取り上げてみましょう。これであなたもFAXを利用する為だけにわざわざコンビニまで行く必要がなくなるかもしれません!
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モデムに接続すればFAXの送受信もラクラク!
まず、PCをFAXの代わりに使用するには、環境を整えなければなりません。必要な物は次の4つです。
- 電話回線
- PC
- モデム
- FAXソフト
※携帯電話・PHS・IP電話以外
※Windows標準ソフトで可
問題となるのはモデムではないでしょうか。
実は、今まで気が付かなかったのですが、私の所有しているノートPC(下の写真)はモデム内蔵型でした。
このPCは、3年程前にヤフオクで1万2千円で購入した中古PCですが、ちょっとしたことに使う分には重宝しています。そして、このPCの右側面を見てみると・・・
モジュラージャックがありました。1個はLANケーブルの接続用、そしてもう1個が今回必要になってくる電話線用ですね。
あなたのPCにはモデムが内蔵されていますか?
内蔵されていない場合でも大丈夫!もし、PCにモデムが内蔵されていない場合でも、外付けのモデムを購入すればPCをFAXとして使用することができます。
モデムに関してはこちらの記事をご覧ください。
では、準備が整ったので、早速FAX送信をしてみたいと思います。FAX送信の手順は次の通りです。
- 電話線をパソコンのモジュラージャックに接続する
- Windows標準のFAXソフトから送信
FAXの送信自体には少し時間が掛かったので、
と、心配になったのですが、暫くすると「送信完了」と表示が出たので安心しました。
では、もう少し詳しく手順を見ていきましょう。
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電話線をPCのモジュラージャックに接続しよう!
まず、FAX代わりのPCを電話線を使って接続しましょう。
我が家はフレッツ光なのですが、フレッツ光のモデムの裏側を見ると
- 電話1
- 電話2
という差込口があります。現在は電話1の方に固定電話が接続してあるので、電話2の差込口とPCを電話線で接続すれば良いとは思うのですが、残念ながら余っている電話線がありませんでした。
よって、現在接続している固定電話の電話線を抜いてPCのモジュラージャックに挿し込むことにしました。これで準備は完了です。次はいよいよFAXの送信です。
Windows標準のFAXソフトを使って送信してみよう!
では、早速Windows標準のFAXソフトを立ち上げましょう。
OSによって違うかもしれませんが、私のPC(Windows7)の場合はこんな感じでした。Windows8.1でも確認してみたところ、こちらもほぼ同じ。立ち上げ方法は、「全てのプログラム」の中から「Windows FAXとスキャン」というソフトを探して立ち上げます。Windows8.1は「Windowsアクセサリ」の中に入っていました。
ソフトを立ち上げると、こんな感じになりますので、「新しいFAX」メニューを選択します。
新しいFAXを選択すると、新しいウィンドウが開きますので、こちらに必要な項目を入力して送信します。まずは送り先ですね。「宛先」というボタンを押してみましょう。
「宛先」ボタンを押すと、次のようなウィンドウが開きます。
まずは新しい連絡先を入力しましょう。入力が終わったら、その連絡先を宛先として登録し、「OK」を押して確定させます。
新しい連絡先には「名前」と「FAX番号」のみ入力すれば良いようです。私は学校にFAXを送信したかったので、「勤務先」タグの「FAX番号」に入力しました。
その後は、FAXの内容をメールを書くのと同じように書くか、「挿入」から添付ファイルを指定します。私の場合はPDFファイルを添付し、そのまま「送信」ボタンを押しました。
すると、送信が始まります。
そして、暫くすると、送信完了しました。
まとめ
今回、PCをFAXの代わりに使用する方法について試してみました。FAXのサービスとして、現在有名なのがインターネットを利用したFAXサービスです。
しかし、インターネットを利用したFAXサービスはパソコンだけではなく、スマホからも利用できるということでとっても便利なサービスだと思いますが、残念ながら無料のサービスはありません。
もし、試しに利用してみようというのであれば、30日間無料で利用できるサービスが多いようですので、そちらを試してみると良いでしょう。
以前は無料でFAX送信できるサービス(受信は不可能)を利用していたのですが、現在はそういうサービスも殆どなくなっています。あっても「1日に1枚だけ」や「5枚まで」という制限があるので利用価値があまりありませんよね。
そんな時に役に立つのがPCをFAXの代わりに使用するという方法です。では、もう一度記事を振り返ってみましょう。
FAX送受信に必要な設備は以下の4つでした。
- 電話回線
- PC
- モデム
- FAXソフト
そして、FAX送信の手順は次の通りです。
- 電話線をパソコンのモジュラージャックに接続する
- Windows標準のFAXソフトから送信
今回はPCに内蔵されていたモデムを使用したので、モデムの認識等は特に必要無かったようですが、新しい接続をする場合はまずはモデムのドライバをインストールして認識する必要があると思います。ですから、その辺りの事は念頭に置いておく必要があるでしょう。
FAXの仕組みについてはこちらの記事を参考にしてください。
これで締め切り直前にコンビニに行く必要もなくなりました。FAXの利用をする為だけにコンビニに行ってるはずなのに、ついつい無駄遣いしてしまうことも無くなるでしょう。
気分的には2倍の節約ができてとってもハッピーです!!
FAXの受信方法に関しては別記事に詳細を記載しています。下記リンクを参考にしてください。
送信と同じく、FAX受信もPCを使えば無料でできますが、ちょっと問題があるようです。
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